楽曲：game closer
令月の夜に。
長い戦いだった。
曲のアイデアやスタート自体は、去年の１２月頃から始まっていて、
２月頃にはバックトラックなど、ベースになる部分は出来ていた。
なかなか手付かずにいたのが歌詞。
テーマを「絶望」としたまでは良いものの、
いざ手を付け始めても、作っている本人が何の事やら分からない。
とりあえず、音感の良い言葉を探していって、途中まで作ってようやく
「女性視点」という考え方に気付く。
表現が過去作品と被る部分があるし、上手く出来たとも思わないが、
少しだけ作詞の懐が深くなった気がする。
今回は動画撮影無し、というか簡単な歌詞動画にするつもりだったが、
制作は、測った所１０時間前後になった。
こんな簡単な動画でも、タイミングの修正などで時間が掛かる。
ただ、何をやらなければいけないのかが明確な為、歌詞ほど迷わなかった。
トラックのコンセプトは「game music」
所謂super saw系の音を使った楽曲。
（closerは野球のクローザーから。イントロの雰囲気で。）
曲途中の間奏は、巷で話題の「電気グルーブ」か、あるいは「月風魔伝」など、
昭和のファミコン音源のイメージ。
抽象的な絵を乗っけたら、やけにサイケデリックな雰囲気になったが、
特に意味は無い。
曲の後半部分、「マイルドヤンキー」というか、我ながら、モテ（たい？）
雰囲気とでもいうべきか、「成り上がり」「YAZAWA」「EXILE」
的なモノを感じる。
こういう感じの音楽、流行りそうで流行らない。
曲、動画ともに後半部分に力を入れ過ぎていて、少しバランスが悪いかとも思うが、
良くも悪くも、これが今の自分の実力であり、
「こんなもん」
なのではなかろうか。
年末の宿題が終わったので、これでようやく「令和」スタート。
