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クリエイターのblog

親子とコンテンツ

リビングの絶対王である「母」の許しを得る事が、「スタンダード」への第一歩。

 

 

先日、冷麺を食べに韓国料理店に入ると、若い女性客がたくさんいた。

(パルコ内の店舗という立地条件もある)

 

10年ほど前の韓流ブーム時に、母親と一緒に見ていた世代が成長して、

オルチャンメイクなど、トレンドの一つになっているらしい。

(今思えば、現在の日本のドラマの凋落はこの辺りから?)

 

ちなみに、グーグルトレンドのyoutube検索を過去5年間で検索すると、

 

一位:TWICE

五位:防弾少年団BTS

 

となっていた。

 

今回は、韓流コンテンツについてではなく、親子で消費されるコンテンツについて

考えてみたい。

 

 

親の趣味が子供に影響を与える、という事象で最初に浮かんだのが、

 

ビートルズ

 

親世代がバンドが大好きで、生まれた時から楽器に囲まれて育ち、

10代になる頃にはプロ顔負け、という子が世界中にいる。

 

まさに音楽エリート。

 

元々、クラシックのポジションを少しづつ侵食するのだろうか。

(今、音楽の専門学校は音楽エリートと、歌い手になりたい!という様な

ノリで入ってくる子の二極化が激しいらしい)

 

 

また、プロスポーツなどは、典型的。

親がジャイアンツ、タイガースファンだった、プロスポーツ選手になる人。

 

生まれ育った環境が、子供の興味に大きく影響を与えるのだろう。

 

 

これらは親が好きで、子供に影響を与えるコンテンツ。

次は、子供が好きで、親が一緒に消費するコンテンツを挙げてみる。

 

 

任天堂ジブリ、ディズニーを筆頭に、最近だとレベルファイブも入ってくるか?

 

要するに、アニメ、ゲーム。

リビングのTVモニターに映っている物。

 

戦隊ヒーロー物に、若手役者を配置して、ママさん達が喜ぶ

というのは違うかな?

 

ガンプラは親の影響が大きいだろう。

 

ドラゴンクエストにせよ、ドラゴンボールにせよ、親世代のコンテンツ。

10年くらい、 顔ぶれが変わっていない気がする。

親が、子供のおもちゃ選びに影響を与えているのだろうか。

 

女児はプリキュア辺りから入って、リアルのアイドル(AKB、ジャニーズ)に

行くのだろうか?

 

分からない事が多い。

 

 

その他に思い浮かんだのは、

 

「YouTuber」

 

ヒカキン辺りなんかは親子でも楽しめるだろうし、

それが人気の遠因になっているのかも。

 

5〜10年後くらいに、当時小学生だった子が人気YouTuberになると、

社会的地位も上がって、「スタンダード」「職業」になるのだろうか。

 

 

子供は親の影響を強く受ける事と、子供向けのコンテンツがヒットして、

ロングセラーになった場合、それはスタンダードになる。

 

という当たり前の結論に至った。

 

 

例外というか、GTAなどの成人指定向けの場合、グローバル展開して

母数を大きくしないと難しいだろう。

 

ニッチなジャンルはグローバルに。

 

 

 2018年最大のヒット書籍は「君たちはどう生きるか」になったが、

漫画である事に加え、親が読んで感動し、親から子供への贈られたと考えれば納得。