Keikei3zo:blog

クリエイターのblog

ヒットと可処分時間

新しいコンテンツを見付けて消費する事は、エネルギーを消耗する。

 

前回のトレンド記事から、ヒットを考える。

 

 

ピコ太郎、HIKAKIN、USA、無料ゲーム。

 

子供がヒットを作っているのではないか、という疑問。

 

 

可処分時間が長い、という理由では、定年退職したシニア世代が一番大きい。

しかし、ヒットを生み出すエネルギーが無い。

 

エンターテイメントとしてのインターネットとテレビの違いは、

ボタンを押すだけで楽しませてくれるテレビに対して、

インターネットは自力で探さないといけない。

 

これがストレスや、エネルギーの消耗に繋がるのでは。

 

面白いコンテンツを探すのは面倒。

 

で、ネットでは流行ったコンテンツに人気が集中する。

仕事で疲れて帰った後、探すエネルギーが残ってない。

 

子供には、可処分時間の多さに加え、好奇心やエネルギーが旺盛。

また、学校というネットワークも持っており、拡散力も高い。

 

 

ひと昔前は、インディーズバンドやアイドルは、テレビの深夜帯放送から

ハイティーン向けのコンテンツとして供給されていたが、

視聴率や、制作費を理由にストップ。

 

ジャニーズがネット禁止の空白に、韓流が入って来たのだろうか?

 

 

他に、可処分時間の比較的多い層に、(専業)主婦がある。

昔、韓流。

今だと、星野源羽生結弦、ディーンフジオカ辺りだろうか。

 

影響力はあるが、自分達で見付けたというより、テレビからという印象。

 

 

ニコニコ動画などは、スタート当初はまだスマホが普及しておらず、

PC中心、メインターゲットは成人男性というイメージだったが、

(アニメ、政治、ボカロ、将棋、ミリタリー)

普及して以降、影響力を失った。

 

対応に遅れたという事もあるが、子供に受けるコンテンツの供給不足に加え、

母親に好かれなかった、という理由もあっただろうか?

 

関係ないが、オッサン趣味を並べてみると

ゴルフ、野球(スポーツ)、将棋、政治経済、タブロイド、ギャンブル

と、勝負事に偏っている様に感じる。

 

 

以上を理由に、ヒットするコンテンツは、

 

子供に理解出来る物、好む物。

 

となった。

 

 

ヒット=(学校)コミュニティx(新規性)好奇心x可処分時間

かつてのニコニコ動画に、当てはまる部分は多そう。