楽曲：七転八起
新ジャンルERM（エレクトロ ロック ミュージック）の誕生。
今を遡る事、2019年の暮れ。
ギターを抜いてロックを再現する、というコンセプトでスタートした。
メインリフの音色は、初めはタッピングっぽい物を探していたが、
イマイチだった為、super saw系の物に、いくつかレイヤーを掛けた。
ドラムはリズムマシンっぽい音色で試したが、イマイチで、
試しにAddictive Drumsのメタル音源を試したらハマった。
音色をあれこれ増やすうちにPCがハングアップを繰り返す。
楽器を練習したりカバーをやったりと、一年近く放置する。
なんやかんや作っていくうちに、要するにこれは「ファミコンRPGのボス戦」
の再構築だと気付く。
そこからは、チップチューンぽいアプローチを加えていく事に。
参考音源
Saitone - Overlapping Spiral (Trailer Ver.)
作詞も難航した。
作っている間にコロナ騒ぎが始まったので、これで行くかとなった。
が、納得出来る仕上がりにならず、何度も書き直して落ち着いた。
タイトルは最後まで決まらず「END GAMER」「八で起きろ」など、
複数あったが、文字映えも含め、最終的に「七転八起」に決まった。
曲の終盤の歌詞は「もえろよもえろ」から引用した。
原曲はフランス民謡で、「一日の終わり」「星影さやかに」との事。
今の学校でも歌われているのだろうか？
歌は、撮りは良かったが、ピッチ修正でまたPCがフリーズ。
別プロジェクトで修正するなど、手間取った。
今回もピッチ修正が甘い気がする。
デジタル音源の時の歌は、ピッチをキッチリ合わせた方が良いと再確認。
修正終わった後でリップノイズが気になるが、修正ソフト「RX8」
を買ってなかった。
年末に買っておけば良かったと思うが、PCがフリーズしそうでもある。
動画は今年に入ってから。
測ったら２１時間掛かっているらしい。
慣れてきてしまった。
ここでもやはり、PCがフリーズ多発。
制作中、ずっとヒヤヒヤしながら作っていた。
ミックス、マスタリングを中心に、この楽曲のポテンシャルの、
６５％くらいしか引き出せていないかな？
とも思うが、今の自分ではここが限界だし、「よく仕上げたな」とも思う。
「鵺」のような魔物と戦っていた様な日々だった。
一年前では作れなかっただろう曲を、纏め上げられたという意味で、
少しずつ成長しているかなと思う。
Keikei3zo - 七転八起[Indie Lyric Video]
七転八起
春は曙 惰眠を貪る リモートワークのslow starter
寝言は寝てから 或いは悪夢なら 道徳をformat
知らぬが仏で 壊れる日常 寝ても覚めても 達磨転がる
ゴングは鳴った 怯む令和のsurvivor
上書き 氷河期
拘束 膠着 カウントエイト
止まるリズム 追い詰められ青コーナー
退路は無い 前へ出ろ
恋は盲目 迷える仔羊 諭吉を魅入られ ニワカfollower
流行りの病に 株価よ上がれと 祈祷するマーケット 我らEND gamer
秘すれば花なり 我が世の春よと 種を明かせば 達磨転がる
ゴングは鳴った 逸る令和のpretender
筋書き 負の契機
講釈 恍惚 カウントエイト
止まるリズム 高笑いの赤コーナー
退路は無い 前へ出ろ
親が開いた 七つの罪をは 掃除するのが 子供のマター
絶望にこそ神よ宿れ
ゴングは鳴った 生きる事が穢れ
勝者無き ベルト無き
抗体 構築 カウントエイト
不屈不撓で 挑めタイトロープ
挑戦者にタオルは無い 転んでも 前へ
燃えろ 炎、燃えろ
火の粉を上げて 天を焦がせ
照らせ 真昼、如く
渦を巻いて 闇を照らせ
探せ 時が満ちる
凶鳥 不死鳥 灰の欠片
起きろ 起きろ 七つ転び
禍を焼いて 八で起きろ
