読書感想:クリエイティブと日課
自分が何者なのかはわからない。
ただ、1つのカテゴリーに分類されないことはわかっている。
私はモノ、つまり名詞ではない。
むしろ動詞、つまり進化のプロセスなのだと思う
クリエイティブ本の三冊目。
前作のクリエイティブを共有!では、著者が本当に書きたかったのか、
疑問符が付くテーマと内容の組み合わせだったが、今作は作者が書きたい事、
作者はこういう本を探してたんだろうなと思わされる内容。
作品を作り続けていくコツや、アイデアに煮詰まった時の対処法、
観察の大切さや、インターネットとの付き合い方が記されてる。
個人的には、この三冊目は、最初のやつに次いで良い本だなと思った。
やはり、デザインが良いので、枕元など、
ふとした時に、手が届く場所に置いておくのが良いかなと。
心に残ったフレーズは、
"名詞"は忘れて"動詞"で生きよう
インターネットでコンテンツを作ってたりすると、
他者からの承認欲求を満たしたい、という気持ちがどうしても出て、
作ったりする事よりも、受ける作風やブーム、バズりなどに目が行きがち。
作る事、描く事そのものが楽しい、って人が才能ある人っていう事だろう。