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クリエイターのblog

ミュージシャンになろう!バンド編

ミュージシャン(自作系アーティスト)になるには、主に3つの道がある。

  

  1. バンド系
  2. シンガーソングライター系
  3. ボカロP系

 それぞれについての考察。

 

 

 DAW(PCで音楽作る事)の普及とインターネット+スマートフォン

YouTubeの浸透によって、音楽ビジネスのあり方が根本から変わった。

 

PCでのデジタル制作では、世界中の音が均質化(以前のアナログ環境だと、

スタジオの個性が出易かった)し、PCの高性能化に伴う音の高品質化と、

 低価格化の結果、個人レベルでの制作作品と、プロとの間の差が曖昧になった。

 

その代わり、作り手一人に要求される知識と経験は上昇し続け、

作詞作曲はもちろん、アレンジ、ミックスのほか、動画制作まで

一人でやる人間が出始めた。(出来る環境になった)

 

中田ヤスタカ、米津玄師、岡崎体育、etc

 

 

 そんな現代の事情を踏まえ、3つの道の差異と共通点を見出す。

 

 

まずは昔ながらのバンド系。

 

バンドの利点は、多人数による楽曲の制作の仕上がりの早さや、

拡散力が挙げられる。

 

デメリットは金。(ランニングコストが高い)

人間関係、音楽性etc。

 

活動内容は主に、ライブハウス出演、路上ライブ、

リハーサルスタジオ練習、楽曲制作、レコーディング、MV制作。

 

これら全ての工程にコストが発生する。

(ライブハウスで常時黒字のバンドは極一部)

(路上ライブでも路上用の機材は必要)

 

スマートフォンが普及する以前のビジネスモデルで、現在ならば、

流行ってる(話題の)曲のカバーや、演奏してみた系の動画、

YouTuber的なアプローチの動画も必要になるだろうか。

 

 

以前バンドをやっていた友人の話では、ファン50人が一つの節目らしい。

そこを越えようとすると、どうしても以前のファンが去っていってしまうという。

 

なので、40〜50人くらいのバンド同士で対バンを行い、

200人ほどののワンマンを目指す。

(そこら辺りがメジャーレーベルに引っかかるライン)

 

 

ただし、そこまで行けるのは極少数のバンドであって、大多数のバンドは、

数回ライブをやって解散か、あるいはそもそもドラマーが見つからないとか、

メンバー探しの段階で頓挫してしまう事、多数。

 

自分は、話が進まない事にゲンナリして、

早々にDAWに移行してしまった人間。

 

バンドマンにとっての才能とは、「コミュニケーション能力」

ではないだろうか。

 

その他、特筆事項として、絵になりやすいという事が挙げられる。

MV動画作るにしても、3台くらいスマホで撮影して、

人間がそれなりの衣装を着て演奏していれば、

ちょっと手を加える(歌詞を入れるなど)だけで観れる動画になる。

それはライブでも同じ。