Keikei3zo:blog

クリエイターのblog

楽曲:Last Love

笑撃のラストアルマゲドン!!(笑)

 

 

 

 

長かった。。。

 

前作の『栄光座』を作り終わったのが、2022年の1月。

それからデモ音源を作り、1stアルバムのアレンジを手伝ってもらった方に
依頼して、アレンジの叩き台を作ってもらう間に、歌詞を作ろうと考えていた。

 

が、進まず。

結局、アレンジが上がってきても進まなかったので、

ヤンサン主題歌の『sunnyday sunday』が先にアップされることに。

 

完成した今振り返ってみると、自分の合格点がこの高さにあると、

人に丸投げして逃げ出したくなるよなと。

 

とにかく歌詞が難産。

最初の頃は、一気に作ろうとして気に入らない、の繰り返しだったので、

年末辺りから腰をすえて、1日1時間、一つずつフレーズを絞り出した。

(比喩ではなく、本当に1日1センテンスという進捗)

 

デモの段階で、サビの「you」の部分とか、「夢 希望」の部分はハマっていたので、

そこを崩さない様に、組み立てるのが大変だった。

 

この手のテーマで、聴く人の思想信条に触れずに、尚且つ歌としての音切れも良く、

という言葉を繋いでいくのに神経を使った。

まぁ、最初っから『only you』『君を一生愛してく』

って曲にしたら良いだけの話ではあるんだけれども。

特に何か主張したい事があるとかではなく、あくまで曲にふさわしい詞が、

この形になったというだけ。

 

仕上がりには満足しているものの、今の世の中に求められているモノは、
こういうのじゃないなぁとも思う。

 

 

アレンジは、最初にオーダーしたのが、映画『アルマゲドン』の
『I Don't Want To Miss A Thing』な感じでお願いしますと。

作ってもらったピアノアレンジが、全体のアレンジの大元になり、

そこからベース、ストリングス、パッドと広げていった。

 

アレンジで大変だったというか、力を入れたのはストリングスで、

logic内蔵のStudio Stringsが大変優秀だった。

本格的なストリングスアレンジは初だったので、試行錯誤しながら進んだ。


稲葉浩志』のソロ作品『overture』

という曲のストリングスアレンジを参考にしていて、

ポイントは、駆け上がり、下がりの時のアーティキレーション(奏法)
をトリルにすると、生っぽくなった。

 

パッドはoutput社のanalog stringsなんかを使った。

この手のストリングス曲には、パッドもそっち系が合っていた印象。

 

自分で完成させてみて、全然『アルマゲドン』じゃねぇなと。

(最後の部分だけそれっぽい)

 

動画は12時間くらいで完成した。

こういうクラシカルな雰囲気の曲で、ソロで踊ってる動画を合わせると、

洋楽の雰囲気が出てくるね。

 

 

曲の最後の歌詞、Last Loveの[last]の部分。

simpleとか、bestとか、無限とか色々な候補があったなか、[last]を選んだ。

曲だけで、150時間、動画合わせると170時間とかだろうか。

作っている途中で何度もウンザリした。

この曲で最後だ、という気持ちで乗り切った。

 

良い曲のアイデアが自分の頭に降ってきて、絶対にこれがベストの形、

とは言い切れないものの、個人制作でやれる事は出来たのではないかと思う。

無事に完成させ、世に送り出せたことに、ほっとしている。

 

 

とりあえず、自分が歌う曲を作るのはここで一旦終了。

今後は、PCを新調して、ここまで作った曲をボカロでアップしてみて様子を見る。

twitterのフォロワーが100人も増えない様なら、ここらが潮時かなと。

 

他人を羨む気力も残らないくらい、真っ白な灰になれた。

 

 

www.youtube.com

 

鐘 瓦礫に響く 鐘

halle hallelujahが霞む

 

割れる平和 銃声の輪

掻き消されていく melody

世迷言 甘いnote

下手な英語に乗せ 届け

 

god bless you

泣いて生まれて

泣いて別れて

破れかけの旗を残した

不毛 虚構 勝者のないgameの向こう

で共に歌おう

どんな言葉もガラクタになる 苦い時代の 祈りの歌を

 

 

鐘 眠りを示す 鐘

halle hallelujahが霞む

 

電子戦場 10の100乗

嘘と誠の cacophony

繋げ冗談 滾れ楽団

人の知恵の闇を払え

 

god bless you

泣いて生まれて

泣いて別れて

焼かれながら進む歯車

不毛 虚構 破壊と正義の音のecho

の中で歌おう

許し合う事でしか止まれない 苦い時代の 祈りの歌を

 

 

願いよ 叶えよ

 

 

愛も恨みも 溶けた先の

自由という 矛盾したモノを 

自由という 掴めないモノを

呆れるほど 全肯定

夢 希望 ただの言葉を

真っ直ぐに育てよう

誰が為に鐘は鳴り続ける やさしさで星が輝くまで

 

光あれ last love for you