2ndアルバム:[END GAMER]
めでたし、めでたし。
ギターを弾くのがめんどくさい。
これが動機で、1stアルバムを作った後、
ソフトシンセの音源に力を入れるようになった。
作っていって、[lady mayday]作った辺りでアルバムという括りにしようと思いついた。
コンセプトは、ギターを弾かずにロックする。
まぁそれは後付けで、やっていたらそっちの方向に行ったという結果論。
[output]という海外メーカーのソフトシンセ[rev]や[analog strings]
という音源がとても特徴的で面白く、アルバム全楽曲で使われている。(ハズ)
この手のシンセだけで10曲作るとダレるというか、
飽きてしまう(作っている方が)ので、ストリングスやブラスの曲など、
ギターを入れない方向での、バラエティが豊かな構成になったと思う。
ただ、使ったことの無い音源や、アレンジ構成だったので、勉強も大変だったし、
本当に曲が出来上がるのか?と疑問に思ったことも多々あった。
というか、ほぼ、ノリとフィーリングで強引に乗り切ったと言っても良い。
それにしても時間が掛かった。
寄り道せずに作ったら、5年かかったのを2年くらいには出来たかなとも思うけど、
それを含めて、これが今の実力かなと。
時間が掛かった分、歌詞に時代性が出ているというか、元号変更から、コロナ、
戦争と2018〜2022までの出来事に影響を受けて仕上がった。
実際にリリースする訳ではないけれど、多くのアーティストがアルバム2枚くらいで
失速していく理由がよく判った。
やりたいこと、得意な事は、大体2枚くらいでやりきってしまう。
自分はプロになってスケジュールが決まっている訳では無いので、気楽なモノ。
これで自分が、世に残すべき作品は残せたかなと思う。
先のことは解らないけど、今の気持ちは、
「これでいつ死んでも大丈夫」